まずPOSデータを、これまでのデータシート(紙の束)からフロッピーに変えた。
さらにこのフロッピーをグラフィック・パソコンに差し込めば、n項目に及ぶグラフ情報分析結果として画面に表示できるようにした。 このグラフなら、たとえば発注前日、弁当が何時ごろに売り切れたのかというまさに点単位の状況がわかる。
店に弁当を出して加分で売り切れているなら、欠品が起きていると予測されるから、今日の発注では5個余分に頼もうというような「考える発注」がアルバイトのクラスでも可能になるだろう。 このカラーグラフィック・パソコン導入をベースにして、第3次店舗情報システムの目玉となる、双方向POSレジが導入されたのは師年である。
ここでは、POSレジが親機と子機の2台に分けられたことが大きなポイントになった。 親レジはTCと接続しているが、自らが商品価格、当日客数などの点検項目処理もできるだけのデータと機能を持っている。
TCが故障しても、子レジは親レジとつながっていGOTの本当のねらいとは何かるので、販売管理自体は可能というわけだ。 しかも双方向レジは、ホスト・コンピューターに直接アクセスできる機能をもっている。
画、イベントなどのチケット販売や、公共料金の支払いなどが可能になったのである。 双方向POSレジの導入で、一気に多機能化が進んだSEの店舗総合情報システムだが、次の改革l現在の第4次店舗総合情報システムが稼働した時は投資総額は250億円だった。

進化した新POSレジスター、スキャナー・ターミナルに合わせて、グラフィック・オーダー・ターミナル(GOT)と新機能のストア・コンピュータ(SC)が導入されたのが最大の特徴だ。 このシステムでは、情報分析メニューは3種類に増え、より一層の在庫圧縮、単品管理、「考える発注」の実行を助けるデータ管理、データ提供を目指している。
全体の構成とバランスを見てみよう。 まず、バックヤードに置かれているSCは、POSレジ、GOT、STとすべて連動している。
いわば、店舗内の情報システムのコントロールタワーである。 グラフィックコンピューターもこのSCに組み込まれ、情報の分析や更新もリアルタイムで処理できるようになった。
新しいのはNECが開発したAI(人工知能)が組み込まれており、同じ作業の繰り返しには、経験を活かしてよりスピーディに省力化した反応が可能になっている。 これにつながっている3つのシステムのうち、STは、納入商品の検品などに使う。

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